for the sake of the song1968poppyoriginal US PRESSING PROMO ONLY MONO盤双極性障害を患い、それを治療する為にインスリン投与(現在は禁止)され、そのせいで少年期の記憶を失い、アルコールとドラッグに浸かる。80年代迄はその日暮らしのホーボー。エミルー・ハリスが楽曲を取り上げ、ディランの絶賛をはじめ気付けばミュージシャンズ・ミュージシャンになっていた90年代にソニック・ユースのレーベルからアルバムを出そうとする最中、死去。死後、特にあの9/11以降、ドラマ、映画で彼の楽曲が愛され使用されるように。「弱いアメリカ」「もがくアメリカ」をただ現実として描写していた彼の世界にリアルがシンクロ。‥といった長ったらしい余計な事はさておき、音楽それ自体を楽しめる作品。アシッド・フォーク系にありがちなトリッキーな歌唱ではなく朴訥とした素直な歌声です。元々ブルース上がりなのでゴスペルフィーリングも楽曲に混じります。タイトル曲やA2、A5など、後のアルバムに再録される代表曲も。B面後半ではブリティッシュ・トラッドばりの達者なギターも聴けます。彼の作品は米本国だけでなく海外でも高い評価を受けており、POPPY時代のオリジナル盤はどれも高額取引されてます。こちらは68年の1stUS/MONO盤。プロモしか存在せず、是非モノラルカートリッジで聴いて楽しんで頂きたい貴重盤です。追記:2022年6月7日終了の海外オークションの落札価格も参考として挙げておきます(最後の写真)。同コンディションの海外相場は25千円前後となります。盤はA面所々プレス時からの凹凸が目視でのみ確認できますが触感は無く、通して聴いてもリスニングに全く支障はありませんでした。もちろん針跳びもありません。ごくたまにチリプチが入る程度です。周回的なものや気になるものはありませんでした。ジャケは前面にDJ/MONOステッカー、あとは少しリングウェア。抜けや裂けは無く、年代にしてはしっかりしたシェイプです。写真に写っているものが全てでそれ以外は付属しません。#てたらよルーツ